・ミトコンドリアについて

細胞内小器官のひとつ。
主な働きとしては

① ATP(アデノシン三リン酸)の産生

 •  ほぼ全ての生命活動に必要なエネルギー源であるATPの産生の中心的な役割を担う
 • 産生経路は糖代謝(解糖系・TCA回路)と脂質代謝(β酸化)がある。
 • 糖代謝の方が即時性があり、高血糖状態では解糖系が優先される
 • ファスティング時には脂肪を分解して得られるケトン体をエネルギー源として活用する

②活性酸素種(ROS)の産生と抗酸化機構

 •  ATP産生の副産物としてスーパーオキシド(O₂⁻)などのROSを産生。
 • 適量のROSは細胞シグナル伝達に必須だが、過剰になると酸化ストレスによる細胞障害を引き起こす(神経変性疾患・動脈硬化・がんのリスク増加)。
 • 機能低下したミトコンドリアでは、ROSが過剰に産生されてしまうことがわかっています。

③アポトーシス(プログラム細胞死)の調整

 • ミトコンドリアには細胞死を誘導する働きがあり、機能低下した細胞や異常な細胞の代謝に関わっています。
 • がん細胞ではこの機能が正常に働かず、細胞の生存を許してしまうとされています。

ミトコンドリア

このような働きをもつミトコンドリアは、ファスティング中のオートファジーによって新陳代謝が促進されることがわかっています。

つまり、ミトコンドリアが新しく生まれ変わることでエネルギーの産生効率が高まり、過剰な活性酸素の産生を抑制することが期待できます。

疲れやすい人こそ、ファスティングで活力を取り戻しましょう!

・オートファジーって何?<美血ファスティング>

細胞が栄養不足状態になった際、細胞内の不要な老廃物や、機能の低下した細胞内小器官などを分解して新しいエネルギーや材料に作り変える仕組みです。簡単に言えば、細胞のお掃除&リサイクルのシステムです!

メリット1
細胞が元気で長生きできる →古いもの、不要なものを片付けて新しいものに作り変えるので、細胞が健康を保てる。

メリット2
エネルギーを作り出せる →不要物からエネルギーを作り出せるので、断食中でも活動に必要なエネルギーを確保できる

細胞内小器官の1つでもあるミトコンドリアもこの働きにより新しく生まれ変わることができるため、エネルギーの産生効率が高まります。妊活では卵分割のエネルギーや精子の運動エネルギーの改善が期待できます!