体内に存在するグリコーゲン1gに対して、約3gの水分が結びついていると言われています。つまり、糖質制限で体内のグリコーゲンが減るだけで、単純に体の水分量も一緒に失われます。更に見落とされがちですが、インスリンには腎臓でナトリウムを再吸収させる働きもあります。そのためファスティング中の低インスリン状態はナトリウムの排泄も増え、より水分が失われやすくなります。
こうしてファスティング中に急激に体内の水分量が減ることで、『脱水っぽい症状』(頭痛・めまい・倦怠感・吐き気・筋肉のこわばりや痙攣など)が出やすくなるため、水分摂取は非常に大切です。
◎対策

まずは1日2リットルを目安に、こまめに水分をとりましょう。それでももし『脱水っぽい不調』が起こったら、少量のお漬物や梅干し等と一緒に水分をとりましょう。ナトリウムや糖質を少量入れてあげることで、体内で水分を保持しやすくなります。それでもダメな場合は、少し糖質を増やすと水分が吸収されやすくなります。
糖質に頼らない水分保持能力を体に思い出させるのも、ファスティングの目的のひとつではあります。

