1回の食事を消化・吸収するのに、胃~小腸で4~8時間を要するとされています。
つまり、1日3食とり、夕食を20時に終えたとして、胃腸は朝から翌朝の4時まで働き続け、ようやく数時間の休息が取れます。
夕食が遅い方、夜食に何かつまんでしまう方の胃腸は、それこそ24時間休みなく働き続けているといっても良いでしょう。
現代的な食生活のリズムはそもそも胃腸の休息時間が短く、疲れた胃腸で代謝しきれない残渣が腸管を汚し、更に機能低下を招きます。こうした働き詰めの胃腸を休ませることで本来の代謝機能を取り戻すというのが、ファスティングの目的の1つです。
